douzo式バーン・および同改は、douzo理論(どの7枚を引いても均等なダメージを与えられることを主眼とする)に基づいて構築され、対策のない相手をあっという間に焼き切ってしまうデッキである。

そんなバーンデッキのサイドボードだが、やはり定番は存在する。

1.《難問の鎮め屋/Vexing Shusher》

CTGやストンピィ系(具体的には《虚空の杯/Chalice of the Void》X=1による縛り)に対抗できる良カード。
《相殺/Counterbalance》+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》のロックを機能不全に陥らせることができるため、CT系にはやたらと強い。
文句なしにサイド4枚積みでもいいが、カウンターバーン相手にはただのクマなので、過信すると悲しいことになる。

2.《赤霊破/Red Elemental Blast》、《紅蓮破/Pyroblast》

やはり《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《Force of Will》に対応できるこれらのカードは必須だろう。
1マナで《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》を葬れるところも地味にエラい。

昔のカードは当然プレインズウォーカーの存在など知ったことではないので、古き良き強力カードがプレインズウォーカーに空振りすることは普通にある。
例えば《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》とか。プレインズウォーカーには触れることさえできないのである。そもそも誰も使ってない。

超コントロールデッキでもない限り、レガシーではタップインじゃ遅いのである。

3.《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

「墓地対策4枚はレガシープレイヤーのたしなみ」ではあるが、《渦まく知識/Brainstorm》や《思案/Ponder》を使える青と違い、赤のライブラリー操作と言えば、《マグマの噴流/Magma Jet》程度。4枚じゃドレッジ相手に不十分だったりする。

だったらメインから入れてしまえ、と考えていた時期があったが、強い方の田村さん(アグロローム)と当たって土地5、火力1、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》という手札をキープして、1ターン目に《強迫/Duress》で落とされて弱い方が泣いたこともある。まあどうでも良い。

4.《粉々/Smash to Smithereens》、《破壊放題/Shattering Spree》

一長一短あるが、赤の2大アーティファクト対策カードと言ってもいいだろう。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《霊気の薬瓶/AEther Vial》を壊すのに欠かせない。
しかし青が強い地域では、《モグの分捕り/Mogg Salvage》が非常に役立つ。ベルモマも完封できる。

5.《シークレットテク》

赤単の欠点は、なんといっても《タルモゴイフ/Tarmogoyf》相手に何にもできないこと。
友好色だけに、延々と殴り続けられるのである。全然友好的でない。
だったらこちらも緑タッチしてタルモゴイフを入れてしまえ、(以下略)

しかし、ようやく対抗手段を見つけた。バーンデッキならではの解釈は・・・明日のお楽しみ。

というわけで、明日のサイドボードはこんな感じ。

4《難問の鎮め屋/Vexing Shusher》
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《粉々/Smash to Smithereens》
2《破壊放題/Shattering Spree》
3《シークレットテク》

はめつ日記
おお ゆうしゃ!
サイドボードが18枚とは なにごとだ!


追記:そういえばオリジナル版のサイドボードは、《虚空の杯/Chalice of the Void》が4枚入っていたような。

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