プレシャスメモリーズは、用語こそ違うものの、ぶっちゃけマジックです。
というわけで、マジックプレイヤー向けにこのゲームを解説していきましょう。
なるべくマジック用語を使って説明します。

今回は第1回、ゲーム開始前編です。

・デッキ構築

デッキは60枚ジャストである必要があります。タワーデッキは組めません。
どうしても高くないとイヤだという人は、5重スリーブやトップローダーを使って頑張ってください。

同じカードは最大4枚まで。ここはマジックと同じです。
あと基本地形にあたるものはありません。全てピッチスペルと考えてください。
サイドボードもありません。

デッキタイプですが、カードがクリーチャーと強化呪文・エンチャントだけなので、バーンやANTは組めません。必然的にクリーチャーデッキになります。
クリーチャーによる攻撃を主体としない変則的なデッキは、唯一ライブラリーアウトが組めます。

ピッチコストの条件が、「『同じ作品』か『同じ色』を含むカードを1枚以上ディスカードすること(コスト0のものは、ディスカード不要)」なので、「けいおん!だけで組む」とか「青単デッキ」とか作れば事故りません。
これ考えた人は、多分マジックで土地事故起こしまくった経験があるのでは?と深く考えてしまいました。

なお、プレシャスにおける色は「赤」・「青」・「黄」・「緑」の4色です。
今のところ「アーティファクト・無色」などは存在しません。

・ゲーム開始時

トレカゲーですので、当然ですが、ゲーム開始前にデッキをシャッフルします。
先攻後攻はダイスでなく、「じゃんけん」で決めます。
ゲーム中にダイスやライフカウンターを使用しないので、妥当なところでしょう。

プレシャスメモリーズにおいて、「じゃんけん」の強弱は重要です。
例えばオフィシャルルールにも、

>順位を出す必要がある場合は、延長戦かじゃんけんなどで無作為に決定して下さい。

このようにマジックの認定ジャッジが見たら卒倒するような文章が書いてあります。
同意による引き分けも認められていません。

マリガンについては、変則フリーマリガンが1回だけ使えます。ダブルマリガン以上はありません。
最初の7枚が気に入らない場合、それを任意の順序でデッキの下に入れ、その後シャッフルせずに7枚ドローすることができます。

・今日のまとめ

このゲームをデザインした人はマジックで「サイドボーディングが苦手」「タワーデッキにボコられた経験あり」「土地事故を頻繁に起こす」「マリガン時の再シャッフルがうざいと思っている」ことが予想できます。

次回はいつになるかわかりませんが、ターン進行について解説したいと思います。

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