~ここまでのあらすじ~

エタフェスまであと2週間を切りました。
キャラスリ大好きの私としては、スリーブに条件が付くREL競技は正直好きではありません。
そこでREL一般のサイドイベント、ヴィンテージに出ることにしました(爆)

~あらすじ終わり~

ヴィンテージに参加する人は、レガシーで使えないカードを使いたい人と仮定します。
そんな単純ではないけどここがスタート地点です。
まずはレガシーで使えないけどヴィンテージで4枚使えるカードを拾ってきます。

・黒
《精神錯乱/Mind Twist》

・青
《Mana Drain》
《時のらせん/Time Spiral》

・緑
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
《大地の知識/Earthcraft》

・赤
《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》

・白
《土地税/Land Tax》

・アーティファクト
《黒の万力/Black Vise》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》

・土地
《Bazaar of Baghdad》
《Mishra’s Workshop》

以上13枚。

【PART1:ヴィンテージで4枚制限のカードを使ったデッキ】

1.《精神錯乱/Mind Twist》を使った手札破壊デッキ。

マナ加速系の多くが軒並み制限カードとなっているヴィンテージですが、それでも先手1ターンで相手の手札を破壊することが可能です。
一時期はヴィンテージ(Type1)でさえ禁止カードになっていたくらいです。
現状では、手札破壊という手法が通用しないということでしょうか。
確かに、ドレッジの手札を全部捨ててしまったら、次のターンから確実に大発掘大会が始まります。

赤単による対策方法:《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics》、《十二足獣/Dodecapod》
今回の対策必要度:ドレッジが活躍する現状、手札破壊戦術は無視したい。

2.《Mana Drain》を使ったカウンターデッキ。

1つはテゼレッターのような、コンボパーツを守るため、かつ、無色マナがあると嬉しいデッキのカウンター。
多分、《Force of Will》の強さはヴィンテージでも鉄板だと思うし、《Mana Drain》と一緒に4枚ずつ主力カウンターとして使われると思います。
守るタイプのデッキが《対抗呪文/Counterspell》の完全上位互換であるこの呪文を使わない理由は、正直あまり見当たりません。(フィッシュはまた別)
もう1個はあとで。

赤単による対策方法:《赤霊破/Red Elemental Blast》、《紅蓮破/Pyroblast》、打ち消されない呪文等。
今回の対策必要度:必須でしょう。メインから何枚か入れて良いレベル。

3.《時のらせん/Time Spiral》を入れたデッキ

ヴィンテージは6マナでも軽く出せると思いますが、カウンターをかいくぐるとなると話は別。
フリースペルといっても打ち消されたら土地は起きないわけで。
でもドレッジには効くんじゃないかな。

赤単による対策方法:?
今回の対策必要度:?

4.《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を使ったオース(カウンターオース)

忘れてた。
オース4枚使えるんだった。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の件でも散々言っている通り、赤は友好色である緑を止められません。
(なぜか同じく有効色である黒には強いのですが)

最悪のケースを想定すると。

相手:それでは1ターン目に、《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》と《Mox Emerald》を置きます。2つをタップして《ドルイドの誓い/Oath of Druids》の近いを唱えます。
私:はい出ました。こちらの場にも1/1トークンが出ました。
相手:エンドです。
私:アンタップアップキープドロー。山をセット、タップして《ゴブリンの先達/Goblin Guide》を召喚。1/1トークンと一緒にアタック。ライブラリートップをめくってください。
相手:《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》でした。土地ではないのでそのままです。
私:・・・投了です。

赤単による対策方法:《暴君 董卓/Dong Zhou, the Tyrant》があるけど5マナでレジェンド。
今回の対策必要度:対策したいけど、そもそも不可能です。

5.《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を使ったアングリーハーミット2

むかし「朝から焼香」と呼んでいたアレです。
とりあえずヴィンテージのデッキで使っているのは見たことないので無視して良いでしょう。

赤単による対策方法:焼けば良い。
今回の対策必要度:デッキ自体が対策なので考えなくて良い。

6.《大地の知識/Earthcraft》を使ったメサクラフト

ヴィンテージにいるの?

7.《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》を使った食物連鎖ゴブリン

食物連鎖自体はレガシーでも見たことがあります。
レガシー版はマナクリーチャーを丁寧に焼いて行けば良いのですが、ヴィンテージ版は《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》で《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》を積みこむことで、瞬殺コンボデッキになります。
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を直接唱えられますし。

赤単による対策方法:《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
今回の対策必要度:あきらめた方が健康に良さそうです。

8.《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》を使ったワールドごーじゃー

わかりません。

赤単による対策方法:《虚空の力線/Leyline of the Void》、アーティファクトによる墓地対策
今回の対策必要度:ドレッジ対策がそのまま使えるかと。

9.《土地税/Land Tax》を使ったデッキ

何かありますか

10.《黒の万力/Black Vise》によるバイス・エイジ

これ一度Type1で禁止になったような。今でもレガシーでは禁止ですけどね。

赤単による対策方法:アーティファクト破壊、先手時のみこちらも入れる。0~1マナのカードを中心に組む。
今回の対策必要度:まあデッキ自体が対策でもあるし、こちらが後手で相手の初手になければそれほど怖くないかなあ?

11.《頭蓋骨絞め/Skullclamp》を使ったコボルドクランプ

CLAMPのスリーブが良く似合うかも。

赤単による対策方法:《Null Rod》が間に合えば
今回の対策必要度:一応考えておいてもいいかな。

12.《Bazaar of Baghdad》を使ったヴィンテージ版ドレッジ

対戦したことがないので(そもそもヴィンテージ未経験)良く分からないが、初手に《Bazaar of Baghdad》があれば、1ターン目にセットしてタップでいきなり3枚のカードが落ちる。
そして2ターン目の通常ドローを置換、さらに《Bazaar of Baghdad》をタップしてそのドローを置換、置換した発掘持ちをディスカードとすれば、恐ろしいことになるのは容易に想像がつく。
仮に4マリしても《Bazaar of Baghdad》と発掘持ち2枚なら、勝てるかもしれない。

赤単による対策方法:《不毛の大地/Wasteland》、《露天鉱床/Strip Mine》、《虚空の力線/Leyline of the Void》、アーティファクトによる墓地対策
今回の対策必要度:《発展の代価/Price of Progress》とディスシナジーだが、メインから《不毛の大地/Wasteland》、《露天鉱床/Strip Mine》を積んで少しでも抵抗したい。

13.《Mishra’s Workshop》を使ったMUD

正直これは辛い。
《Mishra’s Workshop》とモックスから、簡単4マナが出るので、1ターン目から《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》→そのまま死ぬとか容易に想像できる。

赤単による対策方法:先手を取る
今回の対策必要度:《Mishra’s Workshop》と《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》の両方を対策するのは無理なので、考えない。

【PART2:レガシーデッキの強化版】

14.ヴィンテージ版ANT

対策はレガシーと同じ。以前はサーチカードの豊富なレガシー版の方がヴィンテージ版より強いと思えることもあった。

赤単による対策方法:ライフを10点以上削る
今回の対策必要度:デッキ自体が対策なので考えるまでもない。

15.ヴィンテージ版フィッシュ

対策はレガシーと同じ。

赤単による対策方法:かまわず焼く。
今回の対策必要度:デッキ自体が対策だがさらにサイドで強化したい。

【PART3:ヴィンテージでしかありえないデッキ】

16.TPS

《苦悶の触手/Tendrils of Agony》が絶望的すぎます。
ストーム5で中途半端に撃たれたとしても、相手のライフは32。
バーンの射程圏外へ逃げてしまいます。

赤単による対策方法:《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
今回の対策必要度:必要だけど、どうしようもないんじゃない?

だいたい以上のところを抑えてデッキ構築すれば、ワンチャンあるかもしれない。
バーンは弱くありません。私が弱いんです。
ヴィンテージは青い世界。その対抗色である赤単には可能性がないとは言えないはず。

まだ見ぬ世界へいざ出発!

コメント

douzo村長&ピザ@
2010年9月8日0:20

マナアーティファクトから構築ってイメージがあるから、
爆片破と粉々メインから積んでって妄想はしたことあるんですけど、
実際イメージわきませんね。

くんくん
2010年9月8日0:24

バーンは、サイドでオース対策に入れている白力線に引っかかる。
ドレッジはメインで入っていることが多い。

Jun’ichi Tamura
2010年9月8日0:48

・douzoさん

実際、ヴィンテージの入賞デッキでバーンを見たことがありません。
ネットで拾ったヴィンテージのデッキレシピと想像だけを頼りに作ってます。

・くんくんさん

逆に言えば白力線がオース対策になるということですよね。
これは相手に貼られたら、レガシーにせよヴィンテージにせよ諦めるしかないカードです。
スタンダードのように、歩く火力が中心ならまだ対抗できる余地はあるのでしょうけど。

レガシーでは《神秘の教示者/Mystical Tutor》が禁止になり、ANTが減ったことで、投入率は低いですが、以前のようにANTがトップメタだったら皆がこれを積み、レガシーからバーンが駆逐されていたかもしれません。

赤は青のパーマネントは処理できても、白のパーマネントは処理できないんですよね。
エターナルのカードプールをもってでさえ、一番現実的なのが《Anarchy》ですし。これをカウンター構えた相手に通すのはまず無理かと。

白力線の対策:せめてこれやロータスが初手にこないようデスカットを炸裂させる。

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