トレーディングカードゲームにおいて、構築とリミテッドは対の関係にある。

構築戦はルールの範囲で好きなカードを好きなように使って、好きなデッキを作る。
このデッキ構築の楽しさは、マジックに限らずトレーディングカードゲームの楽しみの1つであると言えるだろう。

リミテッドは限られた枚数のカードを利用して、いかに強いデッキを作るか。
構築では使われないようなカードが脚光をあびたり、毎回違うデッキを楽しめたりと、これもまた楽しい。

そこで今回は普段の生活に、リミテッドの楽しさを取り入れてみたいと思う。

1.シールド焼肉

*準備するもの

・暇な人を数名
・食べ放題の焼肉店
・食べ放題のメニューを20種類に分けておく。
・20面ダイス

*ルール

食べ物を注文するときには、必ず20面ダイスを振り、その目に対応したものを注文しないといけない。
手札(料理)の上限は一人3皿。自分のところに3皿分の料理が並んでいる場合は、どれか1つを食べ終えるまで次の食べ物を注文できない。
飲み物は基本地形扱いとして、好きなものを注文できる。

これにより、毎回違うメニューを楽しめる。
勢いあまってダイスを鉄板の上に転がさないように。

*プレイ例

「ダイスロール・・・また7だ」
「7はごはん(大・中・小)だね」
「じゃあごはん(小)で。これで手札は《ごはん(大)》、《ごはん(小)》、《ごはん(小)》事故ったな」
「もはや焼肉ですらないね」

2.シールドカラオケ

*準備するもの

・暇な人を数名
・カラオケ店
・早見表
・10面ダイス3個

*ルール

ダイスロールで歌う順を決定。
選曲時はまず10面ダイスを3個振り、000~999までの数字(000=1000扱い)を求める。
そして、早見表からそのページを探し、見開き2ページにあるいずれかの曲を選択。
選択をパスする場合、次の順番まで歌えない。
なお、その日一度歌われた曲は選曲できない。

毎回違う曲を歌えるので楽しい。
身内のカラオケで、いつも似たような選曲に飽きてきた人にお勧め。

*プレイ例

「ダイスを振って、ええと225ページ」
「『男』で始まる演歌ばかりだね」
「じゃあパスで」
「では俺の番。853ページって、韓国曲特集(笑)」

3.オールカードロチェスター7並べ

*準備するもの

・暇な人を数名
・場所と時間
・トランプ1セット

*ルール

トランプ1セットから7とジョーカーを除いた48枚を並べる。
プレイヤーが4人の時、1-2-3-4-4-3-2-1-1-2-3-4の順番で好きなカードを1枚ずつ取っていく。
取ったカードを7並べのルールに従い、全部戦場に出せれば勝利。パス3回で負け。

オールカードロチェを1回やってみようと思うが、ハードルが高いと思う方へお勧め。
トランプはなら100円ショップで買える。

(注)ブロック別コモンオールカードロチェスタードラフトの方が多分楽しい。

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