個人的には久々のレガシー。AMC5周年大会以来1カ月ぶりです。
《神秘の教示者/Mystical Tutor》が禁止になり、M11が発売となった今、これまでとは若干環境が変わります。

と言っても、バーンデッキにとって問題なのは、あの1枚だけです。

《神聖の力線/Leyline of Sanctity》

今までも《赤の防御円/Circle of Protection: Red》や《象牙の仮面/Ivory Mask》と言った、バーンの天敵カードは存在していました。
しかし、《赤の防御円/Circle of Protection: Red》が有効なのはバーンデッキくらいのものであり、「これをサイドボードに入れている=バーンデッキをピンポイントにメタられている」のですから、それを出されたら諦めもつきます。諦めの悪い人は《真髄の針/Pithing Needle》で止めることも可能です。

《象牙の仮面/Ivory Mask》は4マナのダブルシンボルカード。レガシーでは重たいカードに分類されます。
相手がこれを唱えるのに対応して《火炎破/Fireblast》をスタックするとか、同じ4マナ域のカードである《Anarchy》で吹き飛ばすことも可能です。

しかし、《神聖の力線/Leyline of Sanctity》はこんな甘いカードではありません。
《赤の防御円/Circle of Protection: Red》と違って、バーン以外のデッキ、例えばANT系(弱体化しましたが)の対策としてサイドボードに入り、その副作用としてバーンデッキにそれ以上の悪夢をもたらすのです。

どんなデッキであれ・・・極端な話、ドラゴンストンピィが《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をゲーム開始時に出した場合でさえ、バーンに勝ち目はなくなります。
赤はそもそもエンチャントに触れない色ですし、アーティファクトも大量破壊系を除いて《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を無力化することはできません。

私が明後日までに取れる選択肢は以下のいずれか。

1.《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を出されたら素直に投了し、次の機会を待つ。
2.色をタッチして、クリーチャーやエンチャント破壊を増やす。

「1」は非常にバーン使いらしい、男らしい解決策です。そもそも《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を相手が使用しているとは限りません。4枚積まれていたところで、ゲーム開始時に貼られる確率は多分50%くらいでしょう。
レガシーのメタは、スタンダード程急激に変化しません。
《神聖の力線/Leyline of Sanctity》の使用率が明らかになってからでも遅くないでしょう。

「2」も確かに現実的な対策です。しかし、それは単なるZooです。バーンではありません。

・・・マジでどうするかなあ。
他のバーン使いの方々はどうするんだろう。

バーン使いの方でなくてもご意見いただければと思います。

コメント

重海老@heavyLobster
2010年7月24日1:04

天界の粛正…赤や黒版が欲しいとなんど願ったことか…

忘却石、ねび盤でぶっ飛ばすしか考えつきませんww

Jun’ichi Tamura
2010年7月24日8:21

ネビ板、私が現役だった頃はトップレアの1枚でしたけど、今では誰も使いませんよね。
時間って残酷だなあ。

バーンで安定して4マナ出すのは厳しいので(逆事故れば6マナくらい平気で出ますが)2マナ程度の対抗手段が欲しいところです。

ミラディンの傷跡に期待かな。
入らなかったらダークスティールの傷跡(仮)かフィフスドーンの傷跡(仮)での収録を願いましょう。

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